請求書と領収書作成で築く信頼:ご利用者様が安心安全な決済システムの選び方

こんにちは、Dr.EKO博士です。本日は、実践に基づいた「請求書」と「領収書」を発行する「オンライン決済システム導入」についてお話しします。

事業構築の本質は、実はシンプルです。 それは、あなた自身がご利用者様の立場に立って考えることから始まります。

そして、この信頼関係構築における最も重要な第一歩が、面倒であっても毎回必ず請求書を発行することから始めましょう。コーチとして多忙になってくるとオンライン面談や相談のお支払いを、簡略化する方もいらっしゃいますが、私は事業者として、「ご利用者様にとって安全で確実な決済システム」の構築を最優先してきました。これは私たち提供者側だけのメリットではなく、双方にとって大きな価値があります:

ご利用者様のメリット

  • 確定申告や税務手続きに必要な書類が完璧に揃う

    ①事業者が発行する正式な請求書

    ②お支払い完了の証明(銀行振込票やクレジットカード決済の記録):

    決済システム自動発行以外の領収書は、求められた際に即発行

    → ①請求書と②支払証明の2点がセットで保管され、公的な手続きの証憑として利用可能

    ・領収書が電子データで即時発行:メールで確実に届く

    ・お支払いの証明が自動的に保管される

    ・請求書がメールで届くため紛失の心配なし:メール内検索で簡単に見つけられる

    ・いつでもお支払い履歴が確認可能

    ・クレジットカード決済による柔軟な支払い管理

    ・スマートフォンからいつでも過去の取引履歴を確認可能

事業者側のメリット

  • 現金取扱いのリスクを完全に排除 ・

  • 会計処理が明確で税理士との連携がスムーズ ・

  • 事業報告書の作成が容易 ・

  • 入金状況のリアルタイム確認が可能


決済システム選びのポイント

各決済システムには、それぞれ特徴があります。以下の表で比較してみましょう:

1. 請求書作成の簡便性

特にBookipiはStripeと自動連携しており、またPayPalは請求書作成が直感的です。Squareももちろん請求書発行できます。Stripe単独利用も使いやすいです。どれも慣れない方でもすぐに使いこなせます。テンプレートも充実しており、カスタマイズも容易です。

2. 手数料の経済性

Squareは標準的な3.6%で追加費用がなく、経済的です。PayPalは取引ごとに40円の追加手数料が発生するため、少額決済の場合は要注意です。

3. オンライン・対面決済の特徴

・オンライン決済が中心の方:Bookipi(Stripe)とPayPalがおすすめ

・対面決済が必要な方:Squareが使いやすい

・両方必要な方:Squareで統一するのが管理しやすい

4. 定期購入(サブスクリプション)対応

・Bookipi、Stripeは無期限の定期購入設定が可能で、オンラインサロンなどの継続的なサービスに最適です

・PayPalは特徴的な「回数制限付きサブスクリプション」が可能で、分割払いや期間限定コースの提供に便利です

・Squareは基本的な定期支払い機能を提供

特に、PayPalの回数制限付きサブスクリプションは、オンラインサロンなどのご利用者様に大きな安心感を提供します:

・「いつまで続くのかわからない」という不安を解消

・例えば12回(1年分)で区切ることで、継続のご相談が自然にできる

・更新時期に丁寧なご連絡を差し上げ、コミュニケーションの機会で信頼も深まる

私のお勧め:用途に応じた使い分け

1. オンラインサービス中心

→ Bookipi、Stripe:継続的なサブスクリプションに強い

→ PayPal:回数制限付きの分割払いやコース販売に特化

2. 対面+オンラインの混合

→ Square:一元管理が可能で操作も簡単

利用者様からの声

実際に請求書決済に対し、信頼のお声をいただいています:

・「支払い履歴が自動的に整理されるので、確定申告の時も安心です」

・「請求書や領収書の管理が楽になりました、助かります」

・「キャッシュレスで手間がかからず、記録も残るので安心です」

まとめ

デジタル化が進む現代において、オンライン決済の導入は必須の流れとなっています。この変化は、提供者である私たちと、ご利用者様の双方にとって、より安全で便利な決済環境をもたらすものです。

私自身、各種プログラムや面談、オンラインサロンの運営において、目的に応じて複数の決済システムを使い分けています。特に重視しているのは、お互いの証憑を確実に残すことです。

私たちは必ず請求書を発行し、ご利用者様は自動的に支払いの証明を受け取る―このように、双方で大切な記録を残し合える関係こそが、オンライン決済の真価だと考えています。

請求書と支払証明。この2つの証憑がセットで残ることで、ご利用者様は確定申告などの際にも安心して書類をご提出いただけます。同時に、私たち事業者も適切な経理処理が可能となります。この「お互いに残す」という基本が、実は最大の信頼関係構築につながっているのです。

皆様も、ぜひこの一歩を踏み出してみてください。この変化が、きっと素晴らしいビジネスの進化をもたらすはずです。

ご質問やご相談をお待ちしております。どうぞお気軽にコメントください。

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