根本から自分を癒す:思い込みやネガティブを見直す大切さ
はじめに
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。そして、1年間お疲れ様でした。
年末は、頑張り続けた心と体を癒すのに最適な時期です。社会のため、人のために走り続けてきた1年を振り返り、「自分を満たすこと」に意識を向けてみませんか?
今回は、「自分を癒すことがすべての始まり」であり、その延長に「社会貢献」があるというお話をしていきます。
なぜ「自分を癒すこと」が重要なのか
自己犠牲の限界
「人のため」「社会のため」と動き続けることは素晴らしい姿勢ですが、自己犠牲が積み重なると心身に大きな負担を抱えることになります。心や体が限界を迎えると、次のようなリスクが生じます:
心身の疲弊:モチベーションが低下し、無気力感に陥る。
バーンアウト(燃え尽き症候群):すべてが空虚に感じられ、回復に時間と労力がかかる。エコ(eco)ではない。
周囲への影響:自分が疲れていると、思いやりを持つ余裕がなくなり、人間関係にも影響が出ることがあります。
心が壊れてしまう前に立ち止まり、自分をケアすることが大切です。 自己犠牲ではなく、自分を満たしてから周囲に貢献する。このスタンスが持続可能な働き方の鍵となります。サステイナブル(sustainable)な働き方へ。
自分を満たすからこそできる貢献
空のグラスでは人に水を注げないように、心が満たされていなければ周囲に貢献することは難しいのです。自分を大切にすることが、最終的には他者への最良のサポートにつながります。効率的エフィシェント(efficient)な生き方と。
自分を癒すための2種類のアプローチ
①対象的アプローチとは?
対象的アプローチは、現在直面している具体的な問題や症状に対処するための方法です。
例えば:
イライラした時に深呼吸をする。
ストレスを感じたら散歩をする。
瞬時に気分を切り替えるためのテクニック。
このコメントが示すように、短期的なストレスを軽減する方法はとても効果的です。気持ちを切り替えることで冷静さを取り戻し、心に余裕を持つ第一歩となります。
②根本的アプローチとは?
一方で、根本的アプローチは「問題の本質」に向き合い、深い部分から癒しをもたらす方法です。
例えば:
自分の思い込みや概念を見つめ直す。
過去の経験やトラウマを洗い出し、理解する。
自分が持つ価値観や信念を再構築する。
これらのコメントが示すように、根本的アプローチは時間がかかりますが、持続的な癒しと成長をもたらします。
対象的アプローチと根本的アプローチ、どちらも大切
対象的アプローチは、日々の生活の中で即効性のある方法として役立ちます。一方、根本的アプローチは、自分の心の深い部分と向き合い、長期的な癒しや変化を促します。
どちらか一方だけに偏るのではなく、状況や必要に応じて使い分けることが重要です。例えば:
ストレスを感じた時には対象的アプローチで気分を落ち着ける。
時間がある時に、根本的アプローチで自分の価値観や考え方を見つめ直す。
スラトレ®の基本となるこのバランスが、自分を癒すための持続可能な方法となります。
「状況に応じて対症療法的アプローチと根本的アプローチを使い分けることが大切」という読者のコメントも、この考え方を強く裏付けています。
根本的アプローチの重要性
表面的な対処だけでは解決しない問題もある
対象的アプローチは、一時的にストレスや感情を緩和するのに役立ちます。
しかし、もし根本にある「思い込み」や「固定観念」、あるいは「ネガティブな思考回路」に気づけなければ、同じ問題に繰り返し直面する可能性があります。
根本的アプローチがもたらす変化
根本的アプローチに取り組むと、次のような効果があります:
自己理解の深まり:自分の感情や行動の原因が見えてくる。
ポジティブな変化の連鎖:自分の思考や価値観が整うことで、行動や選択が変わり、周囲にも良い影響を与える。
同じ問題に振り回されない:過去の体験やトラウマを理解することで、同じ悩みに繰り返し苦しむことが少なくなる。
どうやって根本に向き合うのか?
根本的アプローチに取り組む際は、適切な方法を選ぶことが重要です。 実は、意外に適切な手法が広まっていないのが現実です。間違った方法では、逆にトラウマを強めてしまうリスクがあります。
そのため、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
1. プロのサポートを受ける
根本に向き合う際には、専門的な知識とスキルを持つプロのサポートを受けるのが最も安心で効果的です。例えば、以下のような専門家を検討してください:
臨床心理士や公認心理師:しっかりとした訓練を受けた専門家が、あなたの状況に合わせたサポートを提供してくれます。
専門的な技法:EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)など、科学的に実証された方法を活用する専門家を選ぶと良いでしょう。
プロの助けを借りることで、安全かつ効果的に過去のトラウマや深い部分の思い込みと向き合うことができます。
2. 自力で向き合う”適切な”方法
自分自身で少しずつ取り組みたい場合は、スラトレ®のような信頼できるプログラムを活用するのもおすすめです。実際スラトレ®受講生には、心理療法と並行してトレーニングされている方もいます。
スラトレ®では、自己理解を深めるための安全なステップや具体的な手法を提供しています。自分のペースで進められるので、無理なく取り組むことができます。
注意点
①適切な手法やサポートがないと、かえってトラウマを強めてしまう可能性があります。
②さらに注意が必要なのは、ネガティブな根本が解決されていない状態で、それを覆い隠そうとする行動です。例えば:
仕事へ過剰に走る:心の不安や問題を無視し、過剰な働き方で埋めようとする。
刺激的な活動や危険なビジネスへの依存:リスクの高い投資やギャンブル、刺激的な行動に頼る。
何かに依存的になる:特定の物事(仕事、人間関係、趣味など)に過度に依存し、根本的な問題を見ないようにする。
こうした行動は一時的な安堵をもたらすかもしれませんが、結果として問題を悪化させる可能性があります。
心の根本的な部分に向き合うことは、決して簡単なことではありませんが、安全で効果的な方法を選び、少しずつ取り組むことが大切です。
なぜ時間をかけても価値があるのか?
根本的アプローチは即効性があるものではありませんが、長期的な視点で見ると最も効果的です。時間をかけて自分の内面と向き合うことで、人生全体にわたる大きな変化が生まれるでしょう。
読者の声:
「地図を持たず歩いていること、自分が持っていたものの根本部分から、思い込みや概念があったと感じた。」
これも、自分を深く見つめ直す重要性を実感した瞬間を象徴しています。
Dr.EKO博士からのメッセージ
根本的アプローチに取り組むことは、簡単ではありませんが、長期的には自分の生き方や考え方を根底から変える力があります。日々の対象的アプローチと組み合わせて、少しずつ根本に向き合う時間を持ちましょう。
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