自分を信じるための3つのポイント

dr.eko博士 スライブトレーニング®
”背景に幾何学模様” ”女性のイラスト” ”男性のイラスト” ”スピーカーを持つ人物” ”Dr.EKOの写真”  ”自分を信じるための3つのポイント” ”他人の意見に振り回されたくない方” ”Illustration of people giving opinions with megaphones” ”人々がメガホンで意見を述べるイラスト” ”考える女性” ”Dr.EKOの写真”

サマリー:

この記事では、他人の意見に振り回されず、自分を信じるための3つのポイントについてお話しします。私が長年の経験を通じて体得したストラテジーを共有し、どのようにして他人の影響を受けずに自分の道を進むかを解説します。

文字数: 1,092文字

難易度: ★★★☆☆(星5つ中3つ)

 

Hi, Dr.EKOです。
すごく言いにくいのですが、私が自然に身に着けたストラテジーの1つをご紹介します。それは、

「こうした方が良い」と言ってくる人の意見は聞かないことです。 

ドキドキしています(笑)。これまで長年、エリート集団に囲まれて働いてきたため、多くの影響力のある人々と出会いました。そして、2020年11月から会社を始めたことで、純粋な医療人以外にも多くのビジネスピープルと接する機会が増えました。その中で、多くのことが見えてきました。自分でこうした方がいいと思うことは多いのですが、この5年間の起業経験を振り返って体得した大切なことをお伝えしようと思います。それは、「〇〇したほうがいい」という意見は一切聞き入れないことです(笑)。

英語で書くと「You have to do something」「You are supposed to do this」、他にも「You are better to...」「You should...」となります。もし海外に出て、日本人の特徴など知らない現地の英語スピーカーと話すときに、ものすごく親密になるまでは、これらのセリフは絶対に言ってはいけません。怒鳴り返されたり、パーソナルゾーンにズケズケと入ってくる嫌な奴だと評判になってしまうかもしれません。それがなぜか日本語ではけっこうパーソナルゾーンにズケズケと入ってくる意見の伝え方が蔓延していることに違和感を感じます。ちょっとしたことに気をつけるだけで大丈夫です。

理由1:相手を尊重する姿勢が大切
話している相手は赤ちゃんでもキッズでもありません。これは相手を尊重する姿勢を意味します。相手が中学生を卒業した大人であれば、すでにご自身の価値観や意見をしっかりとお持ちです。これが正常な自我の発達です。それにも関わらず、頭ごなしに上から目線で何かを言うのは失礼な行為に感じます。日本以外のアジアも含め、特に英語圏では、こういった姿勢は受け入れられません。私自身、アメリカの西海岸と東海岸での実生活を通じて、自分の経験や他の日本人の経験を見聞きし、この結論にたどり着きました。

理由2:根拠のない意見は、自分に伝えるもの
根拠がないのになぜそんなに自信を持って意見を押しつけるのか、不思議で仕方ありません。キョトンとしてしまうので、話に集中できません。エビデンスレベルでは、専門家が持つ意見はエビデンスレベル5ですが、専門家でない場合は信憑性がありません。もしその方が何年も継続し続けて、再現性高く、成果が出せているなら、その言葉には重みがあります。ですが、やってもいないで単に知識だけで語ることとは全く異なります。見聞きした知識を「知っている風」と、体現して腑に落とした「分かっている」は全く異なる世界観です。

エビデンスレベル

レベル1 - ランダム化比較試験(RCT)やメタアナリシス
レベル2 - 非ランダム化比較試験やコホート研究
レベル3 - 症例対照研究
レベル4 - 症例シリーズやケースレポート
レベル5 - 専門家の意見や臨床経験

注釈:

  • エビデンスレベル1:最も信頼性が高く、ランダム化比較試験やメタアナリシスが含まれます。
  • エビデンスレベル2:非ランダム化比較試験やコホート研究で、信頼性はやや低いです。
  • エビデンスレベル3:症例対照研究で、中程度の信頼性です。
  • エビデンスレベル4:症例シリーズやケースレポートで、信頼性は低いです。
  • エビデンスレベル5:専門家の意見や臨床経験で、最も信頼性が低いです。

オマケ:
強く押しつけてしまう方は、本当はご本人が実践したいアイディアなのに、様々な理由をつけてまだ実践されていない板挟みで苦しんでいる状態ではないでしょうか?一度、こういった視点で観察してみてもいいかもしれません。そう考えると、大切なアイディアを共有してくださっているのには、板挟みだけでなく、あなたが成功してほしいと願うからこその優しい気持ちも必ずあると思います。

理由3:熟成されるまで待つ
私は、笑顔で「またね」と見送ります。そのアドバイスはご自身で実践し、結果を出してから教えて欲しいと思います。結果を出すまでに何度も壁にぶち当たり、トライ&エラーを繰り返すと思います。そうすることで将来私に教えてくれるときに(随分厚かましい)、失敗の経験も踏まえた最高のアドバイスを提供してくれることでしょう。

まとめ
簡単に3つのポイントを書いてみました。これらのポイントは、私が医療以外の経験を通じて得た知見です。時間が経つことで熟成された知識と経験は、非常に価値があると感じています。特に、たくさん失敗され、そこから回復された方の意見が聞きたくなります。回復にもいくつかのパターンがありますが、ここでは割愛します。ひとまず、捻くれないで回復、改善された英知が秘宝です。

 

 

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Dr.EKO


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